道路に面していない土地に家が建てられるのか?|足立区で注文住宅・リフォームを手掛ける工務店

道路に面していない土地に家が建てられるのか?

一気に真夏のような暑さになりましたね。

最近アレルギーの薬が手放せない

浅野工務店の浅野です。

先日お問い合わせがありました。

「道路に面していない土地だけど役所に問い合わせしたら

何とかなるかもしれないと思った。

これ以上は私にはわからないので

建て替え出来れば工事を依頼したいので確認して欲しい。」

という内容です。

その土地は道路には面していませんが通路には面しています。

(一般の方には道路と通路が何が違うのかなどの疑問があると思いますが)

建築基準法上で定められた一定の基準を満たした道路に

建築物の敷地が2m以上接していないと建物を

建てることができないという原則があります。

つまりこの条件を満たしていない土地に

建っている家を建て替えしたいというご希望です。

そこで区役所に相談に行ってきました。

地下の駐車場に止めてエレベーターへ乗り

目指す部署へ

先約の相談者がいなかったのですぐに対応していただけました。

足立区には建て替えができない家屋が約8000棟あるそうです。

建物の老朽化が進み倒壊や火災などの災害時の危険性が高まります。

そのためいろいろな条件をクリアできる場合には

建て替えを認めるという対応をしているそうです。

役所の対応してくださった方にとっても親切に教えていただき

良く理解できました。

大きなポイントは「近隣の方のご協力が必要だ」ということです。

お施主様は建て替えを強くご希望になっていますので

良く相談させていただきながら粘り強く進めていこうと思います。