63.悪徳業者との対応には注意が必要|足立区で注文住宅・リフォームを手掛ける工務店

63.悪徳業者との対応には注意が必要

少し古くなった家に住んでいますと、外壁の塗り替えの営業マンが訪ねてくることがあります。外壁は、家のなかの床やキッチンなどと違って、傷んだ部分があるとすぐにわかります。そこに日をつけて、チャイムを鳴らすわけです。

「外壁がだいぶ傷んでます。うちでやらせていただければ、サービスしますよ」

と言われ、断るつもりで、「うちは、いいです・・・」と返事をしながらドアを閉めます。でも、驚くことに、次の日に足場を組む準備をしに再びやってくることがあります。

言い分は、「いいです、と言ったじゃないですか。工事をしていいということでしょうー」というものです。

冗談のようですが、本当の話です。ですから、頼むつもりがないときには「お断りします」と言わなければいけません。「けっこうです」も「やってもけっこうですよ」という具合に悪用されますので、気をつけてください。

業者に押し掛けられ困ったお客様が私に「断ってほしい」と依頼されたことが何度かあり、わかったことです。私がお客さまの家に行き、「工務店の者だけど」と言うと、すぐに片付けてくれのでホッとしました。このように思いがけないことも多くありますから、信用できる工務店に依頼するのが一番安全です。