64.定期的な点検も大切に|足立区で注文住宅・リフォームを手掛ける工務店

64.定期的な点検も大切に

家も、車と同じように日頃のメンテナンスが大切です。

私どもの会社では、新築の半年後、1年後、3年後:と定期点検させていただいていますが、たくさんの家を拝見してきた経験から、何らかの不具合が出てくるのは10年を過ぎたころからです。

もちろん、ご家族構成や使い方などでそれぞれに違いますが、一般的にに建物を長くもたせるためには15年ぐらい経ったら注意していただきたいです。

特に、外壁や外周りの雨がかかるところが傷みやすいです。お客さまご自身でも確認できますので、ひび割れがないか、剥がれていないど、日頃から見ていただければよいと思います。もし、気になるようなことがありましたら、早めに工務店に見てもらうことをおすすめします。その点、地元の工務店でしたら、町内でばったりお会いしたりしたときなど、気軽に相談できるのではないかと思います。

また、今は外壁にはサイディングを使うことが多いのですが、その隙間のコーキング剤は10年ほどで劣化が始まります。日当たり、方位などによっても違いますが、雨水が入りますので、点検をしてもらい打ち替えた方が安心です。

外壁の塗装工事のさい、「ほかに悪いところがあるかどうかもチェックしてください」とお客さまに依頼されることが多くあります。確かに、足場をかけますので、屋根の状態や樋が詰まっていないかなど、普段目に見えない部分の点検がしやすいわけです。「壁を塗っておしまい」ではなく、そうした気遣いが必要だと感じました。